Python初学者に、どんなIDE(統合開発環境)がおすすめなのか質問をされることがよくあります。
- ブロックの認識など自動でやってくれるIDEがほしい
- デバッグ実行などがあるIDEがいい
- できれば軽量のIDEがいい
などなど、多く質問が寄せられます。
今回はWin環境でPython開発を行う上でおすすめのIDE(統合開発環境)の紹介をしていきます。
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Win環境でおすすめのPythonIDE(統合開発環境)5選
①Eclipse + PyDev
汎用の開発環境であるEclipseにPythonの開発環境を入れます。
個人開発なら、とりあえずこの開発環境を整えておけば問題ないと思います。
ただ、Eclipseが重い上に、PyDevを入れることで、さらに重くなり、PCの動作がかなりもっさりします。
②Microsoft Visual Studio 2013
Microsoft製のIDEにPythonの開発環境をいれられるようになりました。
私も仕事で使用しておりますが、有償版に入れて使う方が良いです。
これにより、Web関連のTypescript、sass、scss、lessが同じIDE上で保守できるばかりか、インテリセンスも対応しているので、入力が楽です。
一番のおススメ点はデバッグ時の変数の状況を一覧で確認できるので、デバッグ時のバグの原因特定に使用する分にはダントツでやりやすいです。
お金をかけられるなら、【Microsoft Visual Studio 2013】が一番お勧めです。
③IDLE
tkinter GUI ツールキットをつかって作られたIDEです。
非常に軽量な開発環境なので、
「Eclipseなど重すぎて入れたくない!」
という人にはいいかもしれません。
また、ハイライト・自動補完・自動インデントを備えているのでノンストレスで入力し、効率的に開発が可能です。
また、デバッグ面でも、ステップ実行・ブレークポイントの指定・コールスタックを可視化が可能になっています。
ただし、使い勝手はよくないとの意見もあるので、好みが分かれるIDEです。
④PyCharm
無償版は機能が削られてはいるものの、使い勝手がよく非常に評判の良い開発環境になります。
また、Windows、Mac OSX、Linuxと対応OSに依存しないのも高評価につながる理由かと思われます。
動作自体も非常に軽快で、関数などの検索も高速動作で使い勝手が良いです。
ただし、日本語未対応なのが残念なIDEです。
また、web開発に必要なサポートは有償版にしかありません。
なので、python+PyCharmでweb開発をしたい人は有償版にする必要があります。

web系の開発ではないので、無償版を使用されていますが、python+PyCharmについて理解を深めることができます。
⑤Atom
IDEというかエディタですが…。
こちらはGithub製のエディタで、パッケージをインストールする事で機能拡張をはかることが可能です。
そのパッケージも、Ruby、PHP、Pythonなどのスクリプト言語をエディタ上で実行できるScriptsや、対応言語によって適切な字下げをしてくれるatom-beautifyなど、エディタ上からgitを扱うことのできるGit-plusなどなど使う人に合わせて環境を構築することができます。
また、開発環境を整えるのも非常に簡単です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
PythonでおすすめのIDE5選でした。
機能が充実した物から軽量の物まで、無料の物から有料の物まで紹介しました。
あなたにぴったりのIDEが見つかると幸いです。